今は昔、パラレルワールドの銀河の星ありけり…。
第1回のお話、スタートを確認いたしますと
🔶地政学 国家戦略の兵法 大陸国や海洋国の戦略の地理 方角占いもルーツは兵法でした。
🟩鬼門の地政学=鬼門の兵法 東北=鬼門は開運のレバレッジ
🔶方角や暦のカギ 東北=鬼門を開運のレバレッジに(小さな力で物事を動かし)みなさまの開運縁起の参考にしていただけたらと思います。
鬼門の地政学 第2回 欧州から見た日本です。地図はモスクワが中心です。
(昭文社 エリアマップ世界地図9 正積方位 世界全図より)
日本から、新天地や新境地をめざして、鬼門=東北の北米や中米に向かい、あるいはその体験や影響で、新たな人生がひらけた人々の話の前に、終わりと変化の方角としての鬼門を考えてみることにいたしました。
🔶欧州からみると 鬼門の国 日本
私も、初めて、欧州からみると日本が鬼門の国と気がついた時は大変驚きました。1番に思い出すのが、日露戦争についてですが。
大国ロシアを相手に、風前の灯で、誰もが負けてしまうだろうと思った小国の日本が英国や米国の人の支援を受け、戦争に勝利。
非白人の国 極東の小国の島国日本が、欧州白人エリートの大陸の大国ロシアにあり得ない展開に。
大国ロシアと 小さな島国 新興国の日本。
占い九星 易 陰陽道、八白土星の定位置 艮宮。艮(うしとら)=丑寅=東北
東北は 少男 少年 若者 後継 変化の方角。
(九星気学や易では 東は震宮=長男。北は坎宮=中男。東北は艮宮=少男。)
日本海に入った海域でバルチック艦隊は、運命を変えてしまったようです。
欧州の国が、当時 世界各地に植民地支配を行っていましたが、反乱や抵抗も虚しく戦うことも許されなかった多くの人々に、またロシアの周辺の国の人たちに、変化を感じさせ、将来へ植民地支配が終わり、独立する希望を与える結果となったといわれているようです。
諸外国への影響、子供にトーゴーと名前を付けたり、名前のビールもあったようですね。
日露戦争から ロシア 血の日曜日事件の記事はこちらに
ロシアでは、日露戦争も要因の一つとなった 血の日曜日事件がおこり、ロシア革命へと続いたとされています。帝政ロシアから共産主義国のソビエト連邦へと大きな変化を迎えます。
🔶ロシアは欧州の他国からみると運命的な鬼門の大国?
第二次大戦後は、ソ連 東欧の共産圏と、アメリカ 西ヨーロッパ諸国の北大西洋条約機構NATOの西側との冷戦が鉄のカーテンといわれるように、分断の時代を迎えました。
冷戦崩壊、現在のロシアとウクライナの戦争にまで、情勢が変動しています。
北欧の国々が、中立を放棄し、NATOに加盟へ。最近の欧州の情勢も、問題の始まり、震源地は、鬼門の大国の動きからということでしょうか。
ロシア革命 ソビエト連邦 冷戦 鉄のカーテン 北大西洋条約機構NATO
🔶鬼門の東北は、冬の終わりと春のはじまり。旧体制 旧世界の大きな変化や崩壊、そして新しい始まりがおきる方角。怖いのは境目であるから?さきがけとしての鬼門。
現代では、今後、各国にさきがけ、ロシアの北極圏や、シベリア地域の温暖化から環境問題の深刻さが、報告されるかも知れませんね。
九星や易、陰陽道の 鬼門 変化への占いのみかたは、場所や時代が異なっていても、最初の契機として、東北での出来事がカギとなるあり方を示していて、現実におきていることわかります。
鬼門や占い、陰陽道の古代からの教えは、天からの神託やインスピレーションで作られているのでしょうか?世界史の大きな歴史的な事件のあり方にも…と深く感じた次第です。
🔶このほかにも欧州では、ユーラシア大陸の鬼門である東北方面から 大きな変動を受けている歴史が何度もあります。それは世界史そのものです。
東方から 匈奴 フン族の移動 ゲルマン民族の移動 モンゴル帝国の侵攻
フランスのナポレオンが、冬将軍の?東北のロシア遠征に敗退。
フランスからみた東北ドイツ。第二次大戦のドイツからみた東北ソ連。
英国からみた日英同盟
英国のほかにも、オランダ、フランスもそうですが、海外の植民地・領土を失う第二次大戦後
ドイツは、鬼門の国 日本と同盟 日本が真珠湾攻撃で米国が参戦。敗戦と東西ドイツ分断。
🔶鬼門は 平安時代から凶事が来る?方角として恐れられていました。
🔶しかし一方では、鬼門は、春の到来を意味する方角でもあり、子供や若者の成長と出世 新しい時代の到来や希望と成功のはじまりをもたらす、閉塞やピンチを打開し、飛躍と開運を意味する方角でもありました。
日本発で、美術のジャポニズムが愛され、現代では、子供さんに希望を与える漫画やアニメで、良いものが欧州でも人気になり、日本文化が人生に影響を与えたと成人後、語る人たちが出て来ました。
日本からみて、東北の北米から伝わって来ている児童文学「赤毛のアン」や「トムソーヤの冒険」も、愛されている物語ですね。また米国の自己啓発の書
戦後の復興、ビジネス、現代のIT革命も、人々に自立と自由を、希望とチャンス、成功をもたらしてくれたことがあったと思います。
となむ語り伝へたるとや。
(続きは 鬼門の地政学3の記事へ)